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国際海洋動物トレーナー協会(略称IMATA)は海洋哺乳類のトレーニング、展示、研究、ハズバンダリー、保護、教育を通して海洋哺乳類学に携わる 人々のコミュニケーションと相互協力、専門家としての意識をより向上させること目的として設立されました。特にIMATAは、海洋哺乳類を飼育する水族館 やその他の海洋施設、研究所が存続するのに必要な役割・責任を担っていると考えています。 

海洋哺乳類の 研究やハズバンダリーに携わるトレーナーおよびその他のスタッフは、個々の役割、関係者間での協力、関わる動物について、その動物がどのような社会で暮ら し・働いているのか、自分がどの様な公共に対して、どの様に貢献すべきか、どの様な責任があるのか等について、明確に理解する必要があります。

IMATAは海洋動物のトレーナーが海洋動物に関する最新の知見、研究、その他の情報をトレーナー間で交換し、広めていく為の様々な機会を提供します。また、IMATAは会員各自が海洋生物専門分野の代表として、一般社会から常に良き理解を得られるよう努めます。

IMATAは会員の一人一人が、常にIMATAの目標を達成すること、専門家倫理の遵守に邁進し続けるような組織であるよう心がけます。そして、IMATAは全ての海洋動物に対して最も優れた効果的・人道的なケアを提供し、常にこれを改善していくことに努めます。

 


 


追い込み漁について

2006年5月、IMATA評議会は追い込み漁の廃止を支持する立場をとることを決定した。

国際海洋動物トレーナー協会(International Marine Animal Trainers Association:略称IMATA)は国際的な議論となっている、日本のイルカ追い込み漁に対して強く反対する。IMATAは日本の追い込み漁は、イルカおよびその他の鯨類の非人道的な手段による殺害行為であると批判する。IMATAの会員とはイルカや鯨を真摯に大切な存在として思う者である。そしてIMATAの使命とIMATAの会員のつとめは、一般の人々のイルカや鯨をはじめ、海洋哺乳類に対する理解、思いやり、尊敬の念を涵養し、海洋哺乳類が暮らす海洋環境の保全・保護にある。

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